こんにちは、HASUです(^▽^)/
「早慶と言えば英語」
と言っても過言ではないくらい、英語は合格に直結します。
だからと言って、むやみに英語の勉強をすればいいというわけでもありません。
じゃあ秘訣って、何?
ここでは早稲田を目指す皆さんにぜひ知っておいて欲しいことを3つ、ご紹介いたします🥰
早稲田合格の秘訣3選
結論から申し上げますと、早稲田合格の秘訣3つ。それは…
・バランス
・順序
・時期
です。要するに、この3つさえ意識できていれば早稲田合格も夢じゃない、ということです。
例えば、高3夏休みまで世界史の勉強に沢山時間を割いてきたので、英語の勉強があまり進まなかった。だから、夏休みから文法を始めるぞ!だと、少し英文法を習得する時期が遅れていると思って大丈夫です。
では、なぜこの3つが重要なのか?
それは、『 受験当日に間に合うように、勉強を進める 』必要があるからです。
早稲田に限らず、世間一般に難関大学と評される大学に現役で合格していく方々は、受験当日に合格できる実力を身に着けているから合格できます。その時に、前述した3つの秘訣がキーとなってくるのですね。
以下、それぞれ詳しく見ていきましょう。
科目バランス
科目バランスは正直一概には言えませんが、早稲田独学現役合格した私の視点で解説させていただきます。
まず、英語の勉強は怠らない
英語をメインで勉強するつもりで臨んでもいいくらいです。それくらい、この教科は合格に直結してきます。
これだけは念頭に置いてもらって、以下参考にしていただければ幸いです。
高3 4~6月:英語5割 社会3割 国語2割 (もしくは社会2割 国語3割)
2パターンあるのは、自分の得意不得意を踏まえて勉強の割合を考えるという意味合いです。
夏休みまでは、英語と社会の2科目を徹底して、国語は少しやる…くらい思い切ったほうが、3科目に分散する力を2科目に集中させる、という意味合いで案外効率よく学習が進んだりします。
7,8月:英語4割 社会3割 国語3割 (万遍なく基礎を固めよう!)
9~2月:英語5割 社会2割 国語3割
国語が社会よりも比率が大きくなっている理由は、国語は古典や漢文、現代文の演習が見直し含め、どうしても時間がかかってしまうからです。ちなみにその3つの勉強割合は、
現代文4割 古典4割 漢文2割
これが無難かな、と思います。
ちなみに早稲田の国語の配点は、現代文:古典&漢文=2:1くらいです。(私の独自採点&受験BBSより)
しかし古典も難しい。なので現代文はやりすぎず、しかし質を重視して取り組めるとよさそうですね。
学習順序
こればっかりは本当に大事です。大げさな例ですが、英単語もやらずに英語長文、というのは無理がありますよね。
どの科目にも、一般に推奨されている学習の順序というものが存在します。
【英語】①英単語 → ②英文法 → ③英文解釈 → ④英文読解 → ⑤英語長文
③は文法を英文理解に使えるようにする段階。
④は解釈で得た感覚をより具体的にしていく段階ともいえます。要するに、④はやっておけば長文がより理解しやすくなるということです。
【社会(日本史、世界史)】①通史 → ②用語(一問一答等)→ ③問題集(HISTORIA等)
通史といっても、なかなかイメージが湧かない方もいらっしゃると思います。実際私がそうでした。今断言できることは、通史は何回もやるものだ、ということです。教科書を1周するのだって、立派な通史です。
そして、夏休み前の早い段階は用語集の細かい文字を覚える必要はない。教科書の太字や主要な出来事を、教科書何周もして、頭にしみこませていくことです。要するに、「骨格」を作っていくイメージ。夏休み後に「肉付け」(用語の細かい部分)をしていけばいいわけです。
【国語】現代文:①入門の参考書 → ②演習初級 → ③演習中級 → ④演習上級+キーワード
現代文はなんといっても、「受験の現代文」をまず知ることが大切です。一見長い文章には実は構成というものがあって、それを感覚レベルまで落とし込めれば、問題を解くタイミングも分かってくる…という具合に、①をやっておくことで後に効いてきます。
古典:①古典単語 → ②古典文法 → ③古典解釈 → ④古典長文+古文常識
よく、「文法はしっかりやったのに長文になると全くわからない」という方がいらっしゃいます。それは③を飛ばしてしまっている方が多いからだと、私は推測しています。英語同様、文法は使えるようにならないと意味がありません。その練習をするのが、③の段階になるのですね。そして長文をやりながら古文常識もできると、古典はある程度点が取れるようになるはずです。
古文常識を知っているのといないのでは、文の読みやすさが断然違ってきますよ😍
漢文:①句形 → ②語彙
語彙は、漢文特有の漢字の読み方です。これ単体で問われることが多いので、必須の学習項目です。
学習時期
いよいよ3つ目です。これは具体的に言うと、何月に何が学習できていればよいか。なにせ受験日が決まっているのですから、間に合うように勉強することが大事になってきます。
以下、私の経験も含めたものですので、参考にしていただけたらと思います。
【英語】
4~6月 英単語×英文法
7,8月 英文解釈×英語長文
9,10月 英文読解×英語長文
11月~過去問中心
ポイントは、組み合わせて勉強すること。英単語がインプットなら、英文法でその単語をアウトプット。同時並行で進めていくと、より理解が深まるときがありますよ。
もしかしたら、過去問の時期が遅いと感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、基礎がなってない状態で過去問に取り組んでも、効果は期待できません。受験は大げさに言えば、ずっと基礎固めです。ぜひ基礎をおろそかにせず、コツコツと取り組みたいものです。
【社会】
4~2月 通史 (1年中)
9月~ 用語 (一問一答、用語集など)
10月~問題集
12月~ 過去問分析
基本1年を通して通史です。ちなみに、私は教科書を極める派です。途中から用語や問題集とあるのは、通史と同時並行、もしくは通史よりも少し比率重めに進めるという意味合いです。夏休み前の通史で、骨格(または容器)を作って、夏休み後に中身を詰めていくイメージですね。
【国語】
4~6月 古典単語×古典文法/漢文句形/現代文入門
7,8月 古典解釈/現代文演習初級
9,10月 古典長文/漢文語彙/現代文中級
11,12月 古典長文/漢文演習/現代文上級
1月~過去問
さすがに過去問遅くないかと思われる方も多いでしょう。もちろん予定より早く進むのもいいですし、できるなら過去問に早く取りかかったほうがいいです。私は、国語は12月中旬くらいから「早稲田の国語」に取り掛かってました。しかし国語で、特に演習で意識してほしいことは、
問題集を最後までやる必要はない
ということです。この参考書の言いたいことは大体つかめた、と思ったら次に進んだほうがいいです。線引きは難しいですが、参考書の完成度8,9割を目指して頑張れると理想的ですね。
最後に.(まとめ)
以上述べてきた、①バランス②順序③時期、が早稲田合格の3つの秘訣です。
ただ、予定通りに進まないこともあると思います。というのも、学校の行事や体調不良など、受験期間には予測できないことも当然起こり得るからです。
いざそうなったときは、臨機応変に対応することです。隙間時間を駆使したり、昼寝を取り入れたり。
最後に、大学受験を制する者は
戦略と、圧倒的な努力
これを制するものです。是非、頑張ってください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊